「MTV LIVE PREMIUM」は、毎回1組のアーティストにフォーカスし、
通常のライブとは異なるオリジナリティあふれる企画と演出でお送りするライブイベント。

ON AIR INFORMATION

LIVE REPORT

新曲初披露、洋楽カバー、全米デビュー曲など
まさにプレミアムなセッ
トリストを展開!

2018-08-04 舞浜アンフィシアター

  • Photo
  • Photo
MTVの新ライブ企画「MTV LIVE PREMIUM」。その第1弾アーティストに選ばれた倉木麻衣のステージは、彼女の歌手人生の出発地点ともいえる1999年の全米デビューシングル「Baby I Like」(Mai.K名義)からスタート。全身白の洗練された衣装をまとい、ステージ真下からの登場でファンを驚かせると、気持ちよさそうに体を揺らしながら美しい歌声を届けていく。満員の客席もそのグルーヴ感溢れるオープニングに総立ちで、会場入口で配られた白いペンライトを手に盛り上げる。「皆さん、こんばんは! 『MTV LIVE PREMIUM』にようこそー。今日は一緒に楽しみましょう!」――1曲歌い終えて観客にそう挨拶すると、続いてはラテン調のナンバー「mi corazón」。ステージに立てられた8本のたいまつが揺れ、一気に灼熱のムードになる中、倉木もノリノリでパフォーマンス。彼女の煽りで全員一緒に歌ったフレーズは会場の心がひとつに……。その後のMCでは「2日間にわたって夢のような時間を過ごさせていただいています」と話し始めた倉木。そして「MTVは学生の頃からずっと好きで見ていました。」とMTVへの思いを語る。冒頭から2曲続けてデビュー初期の曲ということで、高校の夏休みにデビューへ向けたレコーディングをボストンで敢行した話や、「mi corazón」が大学時代ラテンにハマったことから誕生したという秘話も。当時を懐かしそうに語る彼女に客席も熱心に耳を傾ける。その後は、ヒットシングル「NEVER GONNA GIVE YOU UP」、そして日本デビューシングル「Love, Day After Tomorrow」のカップリング曲「Everything’s All Right」を連続で披露。全員で大きくクラップしたり、手の振りを揃えて踊ったり、会場のボルテージはますます右肩上がり。倉木の透明感ある歌声も会場の隅々まで響き渡っていく。少し呼吸を整えた後で歌い始めたバラード「きみへのうた」も、優しく繊細な歌声が心地よかった。
  • Photo
  • Photo
Photo
ここで、衣装のジャケットを脱いだ倉木は客席を見渡し「ペンライトがきれいですねー。(座席が)円形になっているので天の川みたい」とうれしそうに。そして次は洋楽カバー曲のコーナーということで、自身のルーツとなった洋楽の話を始める。「最初は祖父の影響でマライア・キャリーを聴き始め、マイケル・ジャクソンらの楽曲に影響を受けて“私も音楽で人に影響を与えられる人になりたい。歌手になろう!”と思いました」とゆっくり回想。そんな彼女が選んだ今回のカバー曲は、「Don’t know why」(ノラ・ジョーンズ)、「Change the world」(エリック・クラプトン)、「See you again」(ウィズ・カリファ)の3曲。オーディエンスを着席させ、やや緊張の面持ちも見られたが、時おり胸に手を当てながら大切に歌を届ける姿に誰もがクギヅケ。それぞれの楽曲に対する想いや、それらを選ぶに至った貴重なエピソードも語られた。  後半は大ヒット曲「Secret of my heart」で会場中を酔わせると、「初披露の新曲を持ってきました!」と、放送中のアニメ「つくもがみ貸します」のエンディングテーマ「今宵は夢を見させて」をパフォーマンス。「ここMTVさんで初披露できることをうれしく思います!」とテンション高めに話すと、美しい和の要素が入り混じったアップチューンを届ける。自然と体がノリ出すサビのメロディーに、会場もペンライトを振ってノリノリ。その後の、劇場版「名探偵コナン」の主題歌として昨年話題を呼んだ「渡月橋 ~君 想ふ~」も壮大な世界観が圧巻! 恋慕の想いを歌い上げる豊かな表情に見とれた人も多かったことだろう。盛大な拍手に包まれ、ライブ本編は和の趣たっぷりに幕を閉じた。
Photo
間髪入れずに沸き起こった「Mai.K!」コールに応えて登場したアンコールは、バンドメンバーと共にMTVロゴの黒Tシャツで。そして倉木は、ゆっくりと現在の思いを語り始める……。「私、倉木麻衣は来年で歌手として成人式を迎えます。来年は皆さんに感謝を込めて、いろんな場所で歌をお届けしていきたいと思っています」と告げ、「この曲がなかったら倉木麻衣は誕生してないんじゃないかという曲があります!」と叫ぶと、みんなが待ち望んだ「Love, Day After Tomorrow」のイントロが。倉木の笑顔のパフォーマンスにファンは大盛り上がりで、指で“L・O・V・E”の文字を作る振りでも会場が一体化。熱いバンドサウンドからスタートした「always」は力強く拳を振り上げ、エンディングは全員大合唱。感動的な雰囲気の中、「今日は宝物の時間になりました!」と感無量の表情を浮かべ、ライブは幕を閉じた。
Photo
通常のワンマンライブとは異なり、そのアーティストらしいオリジナリティあふれる企画と演出で送る「MTV LIVE PREMIUM」。倉木麻衣のルーツと歴史、そして現在の魅力を盛りだくさんに詰め込まれた珠玉のステージだった。

(Text: 川倉由起子)
(Photo: 田中聖太郎写真事務所)

MAI KURAKI





  • 今回出演が決定した倉木麻衣は、日本をはじめアジアで圧倒的な知名度と人気を誇り、今年3月には「第25回 CHINESE TOP10 MUSIC AWARDS」において "アジアで最も影響力のある歌手"を意味する「アジア風雲歌手」を受賞するなど、国境を超えて活躍している。自身初となる舞浜アンフィシアターで、どのようなステージを披露するか、注目が集まる。

    今回の出演を受け、倉木は以下のようにコメントしている。

    「デビュー前から洋楽が大好きな私にとってMTVさんはかけがえのないチャンネルで、日本にいるときだけでなく仕事やプライベートで海外に行ってもついついチャンネルを合わせて楽しませていただいています。

    今年の12月からデビュー20周年YEARに入るこの時期に、MTVさんと特別なコラボレーションができること、本当に嬉しく思っています。今回は『MTV LIVE PREMIUM: MAI KURAKI』というタイトル通り、2夜限りの特別な夜を皆さんにお楽しみいただけたら…と私も今からワクワクしています!」